チェーンリングプロジェクト

今回はチェーンリングプロジェクト代表の菅田純也さんにお話しを聞いてきました。

Q始めたキッカケを教えてください

A高校時代はウェイトリフティングをやっていました。19才くらいから自転車を始めたのですが、最初は弟が自転車のレースをやっていて、送り迎えをしていました。その時に観戦していて、見ているうちにだんだん面白そうだなと思い、自分でもレースに出るようになっていきました。その趣味が講じて自転車屋で働き始め、それと同時に自転車ブース出展などイベントにも関わっていきました。さらに自転車日本代表のサポートメンバーとして参加したことがあります。そういうのに関わったことにより自分の人生が変わったキッカケになり、自転車はまだまだマイナースポーツですので、自転車の魅力を多くの人に伝えたいという気持ちから平成26年10月から仕事を始めました。

Q特徴を教えてください

Aチェーンリングプロジェクトでは主に自転車イベントの企画運営をしています。他にも子供を対象にした交通安全指導やスクールを展開しています。特に今進めているのがシクロクロスという競技です。シクロクロスとはもともとヨーロッパの競技で、100年くらいの歴史があり、主に冬にする自転車レースです。日本に入ってきたのが30年くらい前です。長野から始まり、関西、北陸、関東などで徐々に広まっています。西日本では流行ってきていましたが、東北など東日本ではまだあまり定着していません。
シクロクロスは、ロードレースがやっていない冬の時期、つまりオフシーズンに行うものでした。これはオフロードを走る競技なのでコースのコンディション、天候も全く関係ありません。だから、コースは雪でも泥でもなんでもあるコースなんです。
現在はこのシクロクロスを広げる活動を主にしています。

Q宮城に対しての思いを聞かせて下さい

A宮城も自転車の街になればいいなと思います。自転車が乗りやすい環境が整っていければいいなと思っています。海外ですと、車道と歩道の間にしっかりと自転車道が整備されていて、安全に街中でも自転車に乗れるのです。今ですと自転車ブームがきているとは思いますが、車と同じ扱いにより事故も多くなってきています。
事故を解消するためにも自転車のインフラ整備に期待したいです。
他にもこれから宮城の、しかも街中を使ったレースをしてみたいですね。そうすることによって全国から人も集まってきますし、その流れで被災地にも関心を持ってもらったりすればいいなと思います。

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